私は、父が時代劇好きだったため、幼い頃から、テレビなどでよくチャンバラを見ていました。高校生になり、舞台を観る機会が増え、役者の方が殺陣を行っている姿を間近で観る度に、かっこいいな、私もやってみたいな、という思いが深まりました。
その思いが最高に高まったきっかけは、早乙女兄弟(太一さん、友貴さん)の殺陣を観た時でした。美しくも綺麗でキレのある殺陣に、緊張感と楽しさを織り交ぜている演技を観て、母に殺陣をやりたいと相談したところ、北辰一刀流を教えている方がいるとアドバイスをもらい、堪らず、先生の門をたたきました。
入門して感じたことは、先生には、体の使い方だけでなく、作法などの細かいことから、精神の整え方など、深い事を沢山の教えていただいたので、自分の中にある集中力や能力がどういうものなのか、少しづつ分かってきました。
それで、稽古が益々面白いと感じるとともに、もっと高みを目指せるのではないかという、自分自身の可能性に期待できるようになりました。今まで、自分自身に自信がなかったため、北辰一刀流に入門して、良い心の変化が感じられていると思います。
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